サロンの広告を簡単に代理店に任せてはいけない2つの理由

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広告代理店から「こんな広告を出しませんか?」といった営業の電話がかかってきませんか?

 

私のところにも日々かかってきますが、

今のところ私は自社のサロンの広告は自分で運用しているので、
基本的には営業マンの話を聞くことはありません。

 

なぜ自分で広告を運用しているかというと、

 

成果を出せる広告代理店よりも、

成果を出せない広告代理店の方が圧倒的に多いからです。

 

ですから、

サロンの広告は、簡単に広告代理店に任せてはいけません。

サロンの広告を簡単に代理店に任せてはいけない理由

サロンの広告を簡単に代理店に任せてはいけないと私が考える理由は2つです。

 

1.多くの代理店が「成果の出る広告の作り方」を知らないから

 

2年ほど前、ホットペッパーを使い始めたときの話です。

(今は使っていません)

 

代理店の人が一度原稿を作ってくれるのですが、期待はしていなかったもののそれを見て愕然としました。

 

全く集客できる予感がしなかったのです。

 

たしか「恵比寿から徒歩5分・・・」というようなキャッチコピーでした。

 

「どうしてこのキャッチコピーになったんですか?」と私が聞くと、担当者は

 

「他のサロンも同じようなコピーなので」

 

と答えました。

 

他のサロンより目立つコピーでなければ集客できないのに、

他のサロンと同じようなコピーを作ってしまうのです。

 

「成果の出る広告の作り方を知らないんだな」と感じた瞬間でした。

 

2.サロンの魅力を一番伝えられるのは、あなただから

 

求人広告を出したときの話です。

 

その求人媒体は大きなメディアで、専門のライターもいるとのことから、私は少し期待していました。

(そこに広告を出すことにした決め手は、営業マンに見せてもらった広告でした)

 

担当者が、

・どんな人に来て欲しいのか

・サロンの想い

・サロンの特色

などをヒアリングしてくれ、そのヒアリング内容からライターが文章を作る

という流れでした。

 

「どんな感じになっているのかな」と楽しみにしていましたが、上がってきた原稿を見てガッカリ。

 

ヒアリングのときに話した私たちが推していきたいと考えていた面は使われず、

当たり障りのない文章でした。

 

優秀なライターもいるのでしょうが、大企業だからといって

ライター全員が高いスキルを持っているわけではないことがこの時わかりました。

 

多くのお金を出す企業の広告は優秀なライターが書き、

少ないお金しか出せない中小企業の広告は、それ以外のライターが書いているのでしょう。

 

少ないお金といっても、私たち中小企業にとって30万という金額は安い投資ではありません。

 

私が原稿をイチからすべて作り直し、無事2名採用することができましたが、

あのまま求人広告を出していたら30万円がムダになっていたと思います。

 

この件については、企業のライターが皆同じレベルだと思っていた私の責任でもありますが。

 

サロンの広告を代理店に任せる前にすべきこと

では、サロンの広告を代理店に任せて失敗しないために、

何をすべきでしょうか?

 

それは、「広告の作り方を学ぶ」ことです。

 

成果の出る広告を作るためには、

 

・マーケティング

・コピーライティング

 

の知識・スキルが必要になってきます。

 

マーケティングを理解していないと、営業のセールトークに対して

「(よくわからないけど)なんか良さそうなんだろうな」

とメリットしか見えず、デメリットを考えることができません。

 

そしてお願いしてみると、予想と結果の違いに愕然とし、

「言ってたことと違うじゃないか!」と怒りの感情が湧いてきます。

 

 

私の実体験からもわかるように、

「成果を出す広告の作り方」を知らない広告代理店は多いです。

 

だから、サロンの経営者であるあなたが広告を作れる、

少なくともマーケティングやコピーライティングを理解している必要があります。

 

 

マーケティングを理解していれば、営業マンの言っていることがどれくらい信憑性があるのかわかるようになりますし、

 

コピーライティングを理解していれば、

広告代理店から上がってくる広告が良さそうか・ダメそうかがわかるようになります。

 

 

コピーライティングを理解していないと

広告文のチェックや修正の指示もできませんし、

 

成果が出ない広告をそのまま出し続けることになります。

 

ネット広告は出稿のオン・オフをすぐ切り替えられるので数千円の損失で済みますが、

 

これが紙媒体の広告となると、

損失は数万円〜数十万という額になってしまいます。

 

求人広告の件でもお伝えしたように、

もし私がコピーライティングを勉強していなかったら、

掲載費の30万円はムダになっていたと思います。

 

私は、広告代理店を否定するわけではありません。

 

あなたに覚えておいて欲しいのは、

「マーケティング・コピーライティングを理解した上で、広告代理店に依頼しましょう」

ということです。

 

「広告代理店にお願いする」ではなく、

「広告代理店を活用する」気持ちでいるべきだと私は考えています。

 

広告代理店に頼らず、自分の力で集客できるようになりたい方はこちら

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