多くのサロン経営者は、なぜ集客に広告を使うのが怖いのか?

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「広告費がムダになるのが怖くて、サロンの集客になかなかお金を掛けられない」
というサロン経営者の方へ

 

人はどうなるかわからないもの、見えないものに恐怖を感じます。

広告を出すのが怖いということは、「広告の成果が見えない。予測できない」という状態です。

 

広告は、「お金を失うかもしれない」というリスクの側面もありますが、

「お客さんを獲得し売上を得られるかもしれない」というリターンの側面もあります。

 

この2つの側面を予測できるようになればいいのです。

・新規のお客さん1人から得られる売上

・1人のお客さんを獲得するのに必要な広告費

 

この2つを出すことで、広告の成果は予測できるようになります。

 

サロン集客にお金を掛けられるようになる2つの指標

 

LTV

LTV(Life Time Value)というのは、「お客さんが一定期間に使った合計金額」という指標です。

 

LTVは、上で言っている「お客さん一人から得られる売上」にあたります。

 

CPA

CPA(Cost Per Action)というのは、「1件の問い合わせを発生させるのにいくらかかった」という指標です。

 

CPAは、上で言っている「1人のお客さんを獲得するのに必要な広告費」にあたります。

 

2つの指標を集客に活かす

 

1.CPAを出す

CPAは、

『広告費÷問い合わせ数』で出すことができます。

 

例えば、

広告費10万円をかけて10件の問い合わせがあったとします。

 

この場合、

CPAは10,000円になります。

(10万円÷10人=10,000円)

 

※サロンビジネスにおいては問い合わせ数≠新規顧客数ですが、

お客さんが予約を入れるかどうかは私たちにはコントロールできないので、問い合わせ数で割っています。

 

 

CPAは、

・リスティング広告

・Facabook広告

・ホットペッパーなどのポータルサイト

・ミニコミ誌

など、広告を出しているメディア(媒体)ごとに出してみましょう。

 

メディアによって成果が違います。

 

もっと言うと、リスティング広告やFacebook広告は、

広告ごとに違った成果が出てくるはずです。

 

 

2.LTVを出す

 

「お客さんを獲得するのにいくらかかったか(=CPA)」は計測していても、

「獲得したお客さんからいくらの収益が上がったか(=LTV)」を計測していないサロンは多いです。

 

LTVの期間はどれくらいを見積もればいいのか?

LTVを長期で考えられるほど、集客にかけられる資金は大きくなります。

 

資金力のある大手企業は、LTVを半年や1年という長期スパンで考えられますが、

私たち小規模サロンだとそうはいきません。

 

まずは、

・1ヶ月
・2ヶ月
・3ヶ月

の3つの期間のLTVを出してみましょう。

 

算出方法は、『一定期間(1~3ヶ月間)の新規の売上÷新規顧客数』で出すことができます。

 

LTVを算出するメリット

 

1.いくらまで広告を出せるかのボーダーラインがわかる

 

LTVを出すことで、

・広告費を回収して利益が出るまでの期間と利益額

・いくらまでなら広告費をかけても回収できるか

 

が予測できるようになります。

 

 

例えば、CPAが10,000円

1ヶ月目のLTVが5,000円、2ヶ月目のLTVが10,000円だった場合。

 

初回来店の段階では5000円のマイナスですが、

2ヶ月目には5,000円の利益が出る計算になります。

 

50,00円(1ヶ月目のLTV)+10,000円(2ヶ月目のLTV)-10,000円(CPA )=5,000円

(CPAとLTVの例を伝わりやすくするため、ここでは材料費などは計算に入れていません。)

 

そして、2ヶ月というスパンで考えるなら、

「一人のお客さんを獲得するのに15,000円までならかけても大丈夫」ということになります。

 

 

2.集客数を最大化することができる

 

1人のお客さんを獲得するのに出せる金額が5,000円と10,000円のサロンでは、

どちらがより多くのお客さんを獲得できるでしょうか?

 

当然ですが、10,000円出せるサロンの方が多くお客さんを獲得できますよね。

 

多くのサロンが

新規顧客の初回の売上とCPAを見比べて、広告の成果を判断しています。

 

初回の売上しか計算に入れないことで、集客の機会を逃しています。

 

大手企業は資金力があるのはもちろんですが、

LTVを計測して予測が立てられているので、ガンガン広告をかけることができるのです。

 

まとめ

「広告費がムダになるのが怖くて、サロンの集客になかなかお金を掛けられない」という人は、

「広告の成果が見えない。予測できない」という状態にあることがほとんどです。

 

・新規のお客さん1人から得られる売上(LTV)

・1人のお客さんを獲得するのに必要な広告費(CPA)

 

の2つを計測すれば、広告に投資することのリスクとリターンが予測できるようになります。

 

サロンの集客に広告を使うのが怖いという方は、

・LTV

・CPA

この2つを出してみてください。

 

ホットペッパーのようなポータルサイトではなく、
コントロール可能な広告を使って集客できるようになりたい方はこちら


 

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