
フェイスブック広告の調子はどうですか?
まだ出していない方は、『サロン集客のためのフェイスブック広告【入門編】』を読みながら一度フェイスブック広告を出してみてください。
今日は、フェイスブック広告でコンバージョンを目的にした広告の出し方について解説していきます。
目次
なぜフェイスブック広告では、コンバージョンを目的にした広告を出すべきなのか?
結論から言うと、フェイスブック広告の武器である「最適化配信」ができるからです。
ここで、もう一度最適化配信についておさらいしてみましょう。
「最適化配信」とは、Facebookの独自のアルゴリズムを使った広告配信です。
公式には発表されていませんが、Facebookは、Facebookユーザーがサービス内で行ったアクションを統計データとしてすべて収集しています。そして、「推奨」と表示された最適化配信のメニューを選択した広告に対し、やや高めの配信単価で、より成果を得やすいFacebookユーザーに広告を表示します。
つまり、Facebook広告の最適化配信とは、Facebookの統計データに基づいた「優良顧客」に向けて広告を配信できるメニューなのです。
引用:Facebook広告運用ガイド ダイレクトマーケティングに生かす売上直結の活用術 P.88より
コンバージョン目的の広告を出した結果
以前紹介した、私のサロンのフェイスブック広告のデータです。
赤枠で囲っているのは問い合わせ件数、
青枠で囲っているのはCPA(問い合わせ1件あたりの金額)です。
コンバージョンを目的としたキャンペーンで、最適化の結果上記の成果を出すことができました。
コンバージョン目的の広告を出す手順
コンバージョンに最適化してフェイスブック広告を配信するには、新しくキャンペーンを作る必要があります。
基本的には『サロン集客のためのフェイスブック広告【入門編】』で作ったトラフィック目的の広告と同じなので、違う部分だけ解説していきます。
コンバージョン目的のキャンペーンを作成する
【コンバージョン】を選択します。
次は広告セットについて。
コンバージョン
広告セットに、「コンバージョン」という項目があります。
ここでコンバージョンイベントを選択します。
コンバージョンピクセルを作成していれば出てきます。
広告配信の最適化対象
【コンバージョン】のままで大丈夫です。
コンバージョンウィンドウ
「コンバージョンウィンドウ」とは、広告をクリックしてから(または見てから)、コンバージョンとして定義したアクションを完了するまでの期間のことです。
サロン集客におけるコンバージョンは「問い合わせ」ですよね。
ですから、『広告をクリックしてから問い合わせが起こるまでの期間』を指します。
この期間を使用して生成されたデータを使用して、広告の配信が最適化されます。
例えば、コンバージョンウィンドウが1日間である場合、広告でアクションを実行してから1日以内に発生したコンバージョンのデータを使用して最適化が行われます。
・1日間のクリック
・7日間のクリック
・1日間のクリックまたはビュー
・7日間のクリックまたはビュー
の4つがあります。
1日にすべきか7日にすべきかについてですが、
・比較検討が必要な商品・サービスを扱っている場合は、長めのコンバージョンウィンドウを使用するべき
・最適化のためには1週間で15~25回のコンバージョンが必要
ということから、まずは【7日間のクリック】を選択しておきましょう。
広告セットの設定が終わったら、広告作成です。
広告を作る際は、問い合わせがあった広告と同じ見出し・画像・説明文を使ってください。
広告を作成したら、「実行する」を押せば準備完了です。
『サロン集客のためのフェイスブック広告【入門編】』で一度広告を出している人にとっては簡単だったのではないでしょうか?
スタッフ売上1000万への道
✔︎フェイスブックのコンバージョン広告を出してみる
最適化配信が行われることで、
・コンバージョンの増加
・CPA(問い合わせ単価)の低下
が期待できます。
ぜひ取り組んでみてください。
オススメ書籍
最後に、私がフェイスブック広告でオススメの本を紹介します。
『Facebook広告運用ガイド ダイレクトマーケティングに生かす売上直結の活用術』
フェイスブック広告の始め方から、効果的な出稿の仕方や効果測定の方法、カスタムオーディエンスや類似オーディエンスなど、集客に直結するフェイスブック広告の運用方法が学べます。
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