「サロンの集客をホームページからできるようになりたい」
という経営者は多いです。
しかし、「サロンのホームページの現状はどうなっていますか?」と聞くと、
「月に3人くらい」という、問い合わせの数しか把握できていません。
正直問い合わせ数だけでは、サロンのホームページが集客できる状態かどうかの判断はできません。
判断するための情報が不足しています。
問い合わせ数を把握しているだけでは、ホームページから集客できるようにはなりません。
ホームページから集客できるようになるための一歩として、サロンのホームページのこの2つの数値を確認してください。
目次
サロンの集客をホームページでしたいならチェックすべき2つの数値
アクセス数
アクセス数というのは、ホームページにどれくらいの人が訪れたかを表す指標です。
コンバージョン率
コンバージョン率は、ホームページからどれだけの人がアクション(サロンにおいては問い合わせ)をしてくれたかを表す指標です。
【問い合わせ数÷アクセス数】で算出できます。
コンバージョン率の目安
コンバージョン数は、まずは【1%】は目指しましょう。
コンバージョン率がわかったら、次は何をすべきか?
コンバージョン率が1%未満の場合
コンバージョン率が1%未満の場合は、ホームページに問題がある可能性が高いです。
コンバージョン率を上げるために見直すべき3つの要素
コンバージョン率を上げるために、3つの要素を見直してみてください。
ヘッダー
「続きを読みたい!」と思わせるようなヘッダーになっていない可能性があります。
ユーザーはヘッダーを見て数秒で、続きを見るかどうかを判断します。
写真もですが、特にコピーを見直してみましょう。
オファー(内容や価格)
「行ってみよう」と思えるような内容・価格になっていない可能性があります。
お試し価格は安くしすぎると客層が悪くなったりリピート率が下がることもあるので、テストして適切な価格を見つけられるといいですね。
ちなみに私のサロンのお試し価格は4980円です。
また、オファーの内容・値段が目につきやすい箇所にあるか、目立っているか、というのも併せて確認してみましょう。
コピー
文章であなたのサロンの価値が伝えられていないことが考えられます。
よくあるのが、特徴をずらーっとあげたような説明書のような文章。
今の時代たくさんのサロンがありますから、ただ特徴をあげるだけでは「このサロンに行ってみたい!」と思わせることは難しいです。
特徴をベネフィット(お客さんにとってどんな利益があるか?)に言い換える必要があります。
価値を伝えるコピーライティングのテクニック
コピーライティングのテクニックを1つお伝えします。
特徴をベネフィットに言い換えるために
「だからなに?」という質問をしてみてください。
最近私が買ったヘッドフォンを例に出してみます。
特徴:Bluetoothでワイヤレス接続ができる
だからなに?
↓
利点:コードのわずらわしさがない
だからなに?
↓
利益:快適に仕事ができる
私は音楽を聴きながら仕事をすることがあるのですが、コードがあるのとないのでは快適さが全然違います。
席からちょっと離れたものを取る際にいちいちイヤホンを外さないといけないことがイヤだったのですが、それが一切なくなり、快適に仕事ができるようになりました。
この特徴をベネフィットに言い換えるのは、「FABの法則」と呼ばれるものです。
こういったコピーライティングの話も、また別でお伝えしますね。
コンバージョン率が1%以上の場合
1%を越えていれば、そのホームページはOKです。
ネット広告をかけたり、SNSを使うなどしてアクセスを増やしましょう。
アクセスを増やすことで、問い合わせ数の増加が見込めます。
小さいサロンがネット広告を使うなら、リスティング広告より今はFacebook広告がオススメです。
サロン集客のためのフェイスブック広告【入門編】
まとめ
サロンの集客をホームページからできるようになるために、問い合わせ数だけでなく
・アクセス数
・コンバージョン率(問い合わせ数÷アクセス数)
の2つの数値も把握しましょう、というお話でした。
コンバージョン率の把握ができたら、次に数値によってやるべきことも変わってきます。
コンバージョン率が1%未満の場合
・ヘッダー
・オファー(内容や価格)
・コピー
に問題があることが考えられます。
1つずつ見直してみてください。
コンバージョン率が1%以上の場合
・アクセスを集める(ネット広告やSNSなどを使って)
コンバージョン率が1%以上ある場合は、アクセスを集めることが問い合わせの増加が見込めます。
まずは
・アクセス数
・コンバージョン率
の2つを計測することから始めてみてください。