
サロン経営者であるあなたは、リピート率を上げるために
・技術を磨く
・リピートのためのトークを磨く
・カウンセリングを磨く
・接客を磨く
など、いろんなことに取り組んでいると思います。
しかし、どこかで「これ以上リピート率が上がらない・・・」という壁に突き当たるかと思います。
今回は、ほとんどのサロン経営者が持っていない「リピート率を上げるためのもう1つの視点」と、その具体的な方法をお伝えしていきます。
目次
リピート率を上げるための2つの視点
リピート率を上げるための視点は、2つあります。
しかし、ほとんどのサロン経営者は1つの視点でしか考えていません。
「来店した人にどうやってリピートしてもらうか」という視点
ほとんどのサロン経営者はこの視点しか持っていません。
おそらくサロン経営者の多くは職人気質が強いので、技術や接客など、「目の前にいるお客さんにどうやって価値を提供するか」ということに意識が向きがちなんだと思います。
ビジネスは価値を提供することなので、その意識を持っているのは素晴らしいことです。
しかし、「来店した人にどうやってリピートしてもらうか」という視点には限界があります。
この視点に限界がある理由
態度の悪いお客さんに疲弊してしまうから
リピート率が低い媒体の1つがポータルサイト。
ポータルサイトから来るお客さんは価格でサロンを選んでいることが多いです。
そして、そういうお客さんは高い確率で態度も悪いです。
お客さんのために一生懸命施術しているのに、冷たい態度をされるのはツラいですよね。
どうせやるなら、真剣な人だけを相手にしたいはずです。
教育に苦労するから
リピートしてもらうには、お客さんを教育していく必要があります。
リピートする気のないお客さんに定期的に通うことの必要性を感じさせるのは大変です。
リピートしない人はどんなに頑張ってもリピートしないから
聞く気のないお客さんに一生懸命カウンセリングをしても、
続けることの大切さを真剣に伝えても、
残念ながらリピートする気がない人はリピートしません。
このように、「どうやってリピートしてもらうか?」という視点で努力をするのはなかなか大変です。
サロンオーナーなら気合いでなんとか乗り切れるかもしれませんが、スタッフさんはどうでしょうか?
リピートする見込みの低いお客さんに接客することが多くなれば、スタッフさんのモチベーションダウンにも繋がります。
もちろん一定レベルの技術・カウンセリング・接客は必須ですが、ある程度のレベルまで持っていくことができたらもう1つの視点でリピートを考えるべきです。
「どうやってリピートしやすい人を集客するか」という視点
ほとんどのサロン経営者が持っていない視点です。
この視点を持つことで、リピート率が上がったり、リピート率の安定に繋がります。
私もこの視点を持ってから、スタッフのリピート率を安定させることができました。
では、「リピートしやすい人」というのはどんな人でしょうか?
・悩みが深刻な人
・あなたのサロンのことを信頼してる人
といった人たちがリピートしやすいと言えます。
では、こういった人たちを集客するにはどんな方法があるでしょうか?
リピートしやすい人を集客する方法
リピートしやすい人を集客するためにできることを、難易度(★)付きで紹介します。
(★〜★★★★★)
SEO(難易度★★★★☆)
検索からあなたのサロンのホームページに辿り着き、問い合わせをしてきた人の本気度は高いです。
検索で上位表示させることができれば、毎月一定の新規の問い合わせが見込めるようになります。
しかしSEOは時間がかかるものなので、長期的に取り組む必要があります。
紹介(難易度★★☆☆☆)
紹介で来店した人は、あなたのサロンがどんなものなのかを聞いて来店しているはずなので、ある程度の信頼があると言えます。
無料で始められる手段でもありますので、ぜひ取り組んでみてください。
その際は、紹介の『仕組み』を作ることを忘れずに。
「ウチのサロンの集客は、ほぼ紹介です」が危険な理由
「なんとなく」で紹介のお客さんが来ている状態はいつか崩壊する可能性が高く、立て直すのも大変ですので。
問い合わせフォームを工夫する(難易度★☆☆☆☆)
問い合わせフォームを工夫するだけでも、リピートしやすい人を集客できます。
「本気度の低い人を排除する」イメージです。
具体的に何をするかというと・・・
「自由記述の項目を作る」だけです。
これだけで本気度の低い人を排除できます。
私は「今のお悩み」という項目を作りました。
この項目を作ってから、悩みのある人からの問い合わせが増えました。
悩みが深ければ深いほど文章量も多くなってくるので、悩みの深刻さも予測することができます。
自分でWordPressをいじれるなら10分もあればできます。
ホームページの管理を業者に依頼しているなら、「『今のお悩み』という自由記述の項目を作ってください」と連絡すればOKです。
簡単なのに効果は抜群ですので、ぜひ取り組んでみてください。